221系 編成パターン

221系(概要)   221系 編成パターン

配置

 221系の運用範囲は徐々に広がっており,長らくの間,配置区は最初の登場時から網干電車区〜網干総合車両所と奈良電車区のみであったが, 2008年1月以降,京都総合運転所に4連が転属し,嵯峨野線(山陰線)で運用されており,一部のクモハ221が2パンタ化されている。

 網干総合車両所(神ホシ)には,1989年3月の初回は6両編成と4両編成が新製配置されたが,一時4両編成は消滅し6両編成のみとなった。 新快速の8連化が始まった1991年11月以降,4両編成が復活するとともに初めて8両固定編成も登場している。 このとき,6両編成からモハ220-サハ220を抜いて別の6両編成に組み込む形で行われ,6両編成2本から4両と8両が各1本組成されている。
 4両・6両・8両単独のほか,これらを組み合わせた8両・10両・12両で運転されている。

 奈良電車区(大ナラ)には当初,2両編成と4両編成のみが配置され,昼間はほとんどが4+2=6連で大和路快速に運用されていたが, 朝夕の一部は王寺で分割併合して2両編成が和歌山線または桜井線と直通したほか,2両×2でも運転されていた。
 1991年3月には4両編成にモハ220-サハ220を組み込んだ6両編成が新たに組成され,6両単独または6+2=8連での運転も始まった。
 2000年3月から阪和線快速への運用開始にともなって,2両編成にモハ220-サハ220を逆順序で組み込んだ4両編成が新たに組成されている。
 関西線(大和路線)では,2両・4両・6両の各編成単独またはこれらを組み合わせた6両,8両,阪和線では4両または4両×2で運用されていた。 なお,日根野電車区への225系増備により,221系の阪和線での運用は終了している。

 その後,223系・225系の増備により221系の転配があり,現在は網干総合車両所・奈良電車区〜吹田総合車両所奈良支所・京都総合運転所〜吹田総合車両所京都支所に配置されている。 また,2両編成にはすべてモハ220-サハ220が逆順序で組み込まれ,2両編成は消滅している。

編成形態

4両編成

クモハ221 モハ221 サハ221 クハ221
搭載機器FRSIV Cp
番代0000
クモハ220 サハ220 モハ220 クハ220
搭載機器FR SIVCpFR SIVCp
番代0000

6両編成

クモハ221 モハ221 サハ221 モハ220 サハ220 クハ221
搭載機器FRSIV CpFR SIVCp
番代000000

8両編成

クモハ221 モハ221 サハ221 モハ220 サハ220 モハ220 サハ220 クハ221
搭載機器FRSIV CpFR SIVCpFR SIVCp
番代00000000

2両編成(消滅)

クモハ220 クハ220
搭載機器FR SIVCp
番代00

搭載機器・・・FR:界磁添加励磁・抵抗制御装置,SIV:補助電源,Cp:コンプレッサ

2015/04/29 最終更新

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